ぼそんの東欧見聞録〜リトアニアに住んでみました〜

大学院で量子論の研究をしていましたが、訳あって1年間リトアニアで働くことになりました。4月から5月末までは英国に滞在し、その後リトアニアへ。   リトアニアも含め欧州の情報を徒然なるままに記します。

前説:

 ブログを始める前に簡単に経緯を説明しよう。大学院で理論物理(超伝導)を専攻していたある時、Vulcanus in Europeというプログラムが目に入った。詳細はリンクを見ていただければわかるが、簡単に言うと一年間欧州企業でインターンシップができる金がもらえて海外に行けてラッキープログラムで、外国語の語学研修まで付いている。頭が超伝導していた私は、息抜きがてらどうにかこうにか締め切り前日に書類を書き上げ、当日東奔西走し、書類を提出しに行った。

 

 どうにかこうにか1次2次選考を通過した。3次選考は欧州企業とのマッチング面接であった。ドイツ・フランス・スペイン・・・。見知った国が並ぶ中、その5文字があった。(※正確には英語で書かれていたので9文字)

リトアニア(Lithuania)

スタートアップが盛んであり、杉原千畝のおかげで親日家が多い国である。そしてgooglenasdaqが投資先としても近年注目している*1。一方で、日本人がほとんど住んでおらず、あまり行かない国。現地の情報もあまり手に入らない。加えてVulcanus in Europeではまだ誰も行ったことがない国。非常に魅力を感じた。

 

 ふと、岡本太郎の言葉を思い出した*2

よく考えてみてほしい。あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんと食えることが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。

 そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ

 

  別にリトアニアを危険と言いたいわけではない。しかし王道のドイツや華のフランスから逸れた、我々日本人のあまり知らない国であることは間違いない。

 

 そんなこんなで無事企業との面接も終わりリトアニアに行くことになった次第です。

 前説終了。

 次回から真面目に書きます。

 

*1:https://japan.zdnet.com/article/35066046/

*2:自分の中に毒を持て より